こんにちは。
リフォームショップ山科店の板東です。
節分も過ぎ、寒い寒いといっても暦の上ではもう春ですね。
先日、年始のご挨拶で12年までにリフォームさせて頂いたオーナー様宅へお伺いしてきました。
ここのご家族にはお体に障害を持ったお子様と一緒にお住まいで、そのお子様の為が少しでも
生活しやすいようバリアフリー工事を中心にお手伝いさせて頂きました。
当時の打合わせの中で何か助成金等を利用できないかという事で、京都市が助成事業として行っている
『いきいきハウジングリフォーム』という制度を利用しました。
そのことを先日も「色々手続き、大変でしたな~」とお話を頂き、改めて調べてみました。
いきいきハウジングリフォーム(京都市重度障害者住宅環境整備費助成事業)は、
重度の障害のある方が住み慣れた家で生活を行いやすく、また介護する方の負担を軽くするために、
住宅改造や移動設備の設置を行う場合、 専門チームが相談に応じるとともに、費用の一部を助成してくれる制度です。
障害の程度やお住まいの状況によって対応は様々になりますが、今回は制度の簡単なご案内をさせて頂きます。
1.だれが利用できるの?
京都市内にお住まいで、次の から 全てに該当する方です。(生活の本拠が京都市)
① 住宅改造……身体障害者手帳 級~ 級又は療育手帳A判定をお持ちの方
移動設備設置……四肢機能障害、両下肢機能障害又は片上下肢(片マヒ)機能障害で
身体障害者手帳級1級~2級又は療育手帳A判定をお持ちの方
② 原則として、施設や病院に入所・入院中でない方
③ 借家の場合、所有者(管理者)から承諾の得られる方
④ 生活保護世帯又はご本人及びご本人と同一世帯の方全員の現年度分の市町村民税所得割額の
合計額が、 万 千円未満の世帯に属する方
重度の障害のある方や介護される方の状況に配慮し、日常生活上のバリアを取り除いたり軽くしたりする
リフォームが対象です。
■住宅改造【例示】 身体障害者手帳 級~ 級又は療育手帳A判定
・浴 室 浴槽の深さの変更、滑り止め、手すり、折戸等への取替え ほか
・トイレ 便器の洋式化、手すり、引き戸等への取替え ほか
・玄関スロープ、段差解消、引き戸への取替え ほか
・廊下・階段 手すり、滑り止めの設置 ほか
・居室敷居の段差解消、和室の洋室化 ほか
*移動設備設置の対象とならない方でも、移動設備設置が効果的である場合、
住宅改造に含まれるものとして助成対象になる場合があります。
■移動設備設置【例示】四肢機能障害、両下肢機能障害又は片上下肢(片マヒ)機能障害1級で移動が困難な方
※対象とならないリフォームは
・住宅の新築、購入又は全面改築等に伴って行われるもの
・家屋の維持・補修
・日常生活用具給付品目及び設置工事を伴わない福祉機器等の購入費
・全身性障害者屋内移動設備助成事業により、すでに助成を受けられた方への移動設備設置
・申請以前に着手又は完了しているもの
・介護保険の給付対象となる福祉用具及び住宅改修
のような条件となります。
当時は、車いすでも座り移りが出来やすいようにトイレや、洗い場からの浴槽に入りやすいように
システムバスの改装などをさせて頂きました。
3.費用はどのくらい助成してもらえるの?
リフォームに必要な額に助成率を乗じた額です。 ただし、限度額の範囲内です(1,000円未満切り捨て)。
助成は、原則として1世帯につき1回に限ります。
1)いきいきハウジングリフォームにのみ該当する方
(2) いきいきハウジングリフォームと
日常生活用具または介護保険の住宅改修の両方に該当する方
*介護保険と日常生活用具の両方の給付要件を備える方は、介護保険が優先されます。
*日常生活用具の住宅改修の対象者は、下肢または体幹機能障害1~3級の方です。
*移動設備設置については(1)の表のみの適用となります。
*申請する月が4月から6月までの場合は、前年度分の市町村民税所得割額が対象となります
事前に、福祉・保健・医療・建築・福祉用具などの分野の専門家相談チームが集まり
ご本人や家屋の状況の確認、問題点などを調査し、ご提案します。
申請にかかる時間が長かったり、書類が複雑な点もありますが、市や国からの助成金が目減りする中、
貴重な障害者施策のひとつです。
改修が必要な人に、このような助成金について広く速やかに情報を発信できればと思います。
『いきいきハウジングリフォーム』については、是非デザオ建設にお問い合わせくださいませ。
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