逆さまの虹。。。
こんにちは。季節はいつの間にか初夏ですね。
我が社はGW明けの9日からクールビズです!
さて、この季節から秋口にかけてたまに目撃することができる気象現象があります。
今年の写真ではありませんが、数年前のGWあたりに撮影したものです。
『環水平アーク(かんすいへいあーく)』と言うそうです。
ほぼ水平に近い逆ぞりの虹,『逆さまの虹』です。
『普通の虹』が太陽を背にした反対側に現れるのに対して、『逆さ虹』は太陽の下に現れます。
『普通』が円弧の外側が赤色(上)なのに対して、『逆さ』は円弧の内側(上)が赤色です。
この『環水平アーク』、難しい出現条件はさておき、太陽高度が58度以上でないと現れないそうで、4月ころから9月ころまでしか見れません。
季節限定の自然のアートといったところでしょうか(^^)
一方で、ちょっと珍しい気象現象があるとすぐに地震と結びつけたがる方も結構いらっしゃって、今回もネット検索してみると多くの情報で溢れかえっていました(^^;)。。。が、気象学上も地学上も、そういった学説は一切ないそうです。安心していいようですよ!
天文愛好家(「空好き」というそうです!)の方たちに言わせると、『環水平アーク』は、気象条件さえそろえば結構頻繁に「狙い撃ち」で見れるそうです。言い換えると、空好き達にはそんなに珍しい現象でもないようです。
みなさん、雨上がりに空が明るくなってきて、虹をみつけたら「ちょっと得した気分!」になりませんか???
たまには「ぼーっと。。。」空を見上げてみるのもいいかも?
新しい発見があるかもです(^^)