家を創るときのこだわり。
新年より遠く離れた所で、大変なことがおきていましたがとうとう
日本人にも災いが、降りかかって参りました。
他人事ではなく、安穏な日々が続くよう祈るばかりです。
今日は「家をつくるときのこだわり」と題しましてお話をしてみたいと思います。
その「こだわり」は人それぞれですが、私の場合は家のなかの建具。
いわゆるドアや引き戸です。
なぜ建具かといいますと、30数年前日光に旅行に行ったおり偶然見つけたホテルに
飛び込みました。
そのホテルがなんと日本で最古のリゾートホテルと言われている「日光金谷ホテル」。
そんな格式のあるホテルとは知らなかったのですが、ホテルの入り口が木製の回転ドアや
ホテル全体の雰囲気が昔のままのこり大変印象に残っておりました。
その中で部屋に案内をしていただきましたときに、そのドアが床から天井までの無垢の一枚ドアで
真鍮のドアノブがついていて、寝室から洗面、浴室に入るドアも同じドアでした。
その重厚なドアを開けますと猫足のバスタブがあり、いまでもびっくりしたのを覚えております。
その床から天井まで(天井も3m近くありました)のドアが印象深く、そのときの思いが
この「こだわり」につながっております。
自分で家を創るときは絶対に背の高い部屋、背の高いドアにするぞと思っておりました。
25年前に立てた私の家のドアです。
天井高は2m65cm、ドアの高さは2m25cmです。
ドアの高さ、ガラスの大きさと位置、下のガラリの高さなど現場にて建具屋さんと
打ち合わせをしたのを今でも良く覚えております。
この時の幸せ感を出来るだけお客様と共有して参りたいと思います。
あなた様の「こだわり」をどうかお話頂くことを楽しみにしております。