リファインショップ全国大会
立春を過ぎたと名ばかりで、寒い日々が続いております。
皆様におかれましては、健康管理をどうか大事になさってください。
さて、私は2月4日(水)横浜で「全国有力リファインショップ 全国大会」に
出席をさせていただき、当社の「リファイン北野」が全国銀賞の栄誉をたまわりました。
全国のリファインショップの中から、144社が選ばれそれぞれの表彰を受けることが
できました。
パナソニック全体としてもリフォームに重点を置きだしており、大変勢いのある会と
なりました。
リファインとして「我が家を地震に強く」が来期のテーマとなり、車に「車検」があるよう
「家険/イエケン」を全面にだしてお客様への安心とメンテナンスの方法などを提供し
サービスの充実を図っていくものです。
その中でパナソニックブランドより
制震ダンパーが発売になりました。
その他金物類も充実しており、ダンパー、金具、ボルトと耐震診断より補強が必要と
なった場合、ワンパックで現場に届き、余計な金物や無駄がでないように出荷が
可能と聞きました。
当社営業は全員耐震診断士(木耐協)をもっており、リファインドック(パナソニック)
の検査ができる者もその中にと設計で5名の登録をしております。
どうかご遠慮なく「家険/イエケン」を受けていただき、お客様の安心につながればと
願っております。
全国大会の表彰式、勉強会などの後に記念講演がありました。
「高齢社会への対応とビジネスチャンス」と銘打ち公益財団法人さわやか福祉財団の
理事長の 堀田 力(ツトム)氏の講演で、冒頭のビジネスチャンスとは一番縁遠い
ので現在の活動の報告から、ビジネスとつながると思われたら活用してくださいとの事でした。
①24時間巡回社会地域包括ケア
②「コンパクトシティ」
③強制社会
④地域創成
四つの視点からお話があり。堀田氏がいま強力に進めておられます①の24時間巡回社会地域包括ケア
ということで、取り組みと今後について教授いただきました。
簡単に言えば
お年寄りを家族で見ていくのは限界がある。
しかしながら施設が少ないので、家で面倒を見て行かざる得ない。
そこでその地域を24時間体制でケアーをして行くというもので、
介護保険の限界から出てきた考え方と云うものでした。
その中で一番印象に残ったのは、「人間も動物である。
動物は子供はかわいがるし、何をしても守ろうとする。
しかし、動物が高齢な生き物をかわいがると云う本能が無い。
人間が高齢者をいたわるのは、社会的な意味合いだけと」
お話された事でした。
医療や薬の心配がない昔は、老人が倒れてから10日くらいで
亡くなり、家族の負担もすくなかったが医療の進歩で数年から
以上のケアが必要となり、人間としての限界は1ヶ月だと云われました。
現実をしっかり見てのお話だけに、私としては目からウロコがはらはらと
落ちてしまいました。
我々としてこの「24時間巡回社会地域包括ケア」が建築屋として何が出来るかを
勉強していき、お客様へのアドバイスができれば思いました。