耐震補強工事と補助金についてお知らせです。
今回は長岡京市での案件です。
中古物件を購入され、14年程前に弊社にて大規模のリフォームをさせて頂いた物件です。
私も10年近くのお付き合いになり、いつも「ばんちゃん」と気軽にお声を掛けて頂くお客様です。
今回は、当時リフォームされていなかった屋根の改修をと言う事で調査に行きました。
昔ながらの土葺き瓦屋根です。
瓦がずれたり、割れたりでメンテナンスが必要な状態でした。
以前、京都市で昭和56年以前に建築された住宅の屋根軽量化工事をして、耐震補強工事の補助金を受けた
経験がありましたので、長岡京市でもあるのかと思い調査後、長岡京市へ相談へいくと耐震補強の補助金に
ついて教えてくれました。
「屋根を軽くするだけの簡易改修でも上限30万円の補助金は出るが、耐震診断をして本格的な改修をすれば
上限90万円出る」とのこと。(※一定の条件がありますので詳しくは弊社まで)
早速、現状の強さを診断。ふむふむ、0.54。
14年前にリフォームした際に筋交いなどの見直しをした効果もあってか、築48年の建物にしては数値は
高いですが、評価としては「倒壊する恐れが高い」という評点です。
さて、これをどのように補強していくか。
まずは屋根を土葺き瓦から桟葺き瓦へ、そして壁に補強金物を4箇所いれて・・・
じゃーん、1.02
壁の補強には耐震金物である、「モイスかべつよし」を使用。
これは、木造住宅の内壁に取り付けて補強をするキットで、出来るだけ床や天井をめくらずに施工できる
製品となってます。弊社でも過去に多数の実績のある補強方法です。
先日、長岡京市より補助金最大の90万円が下りることの決定通知があり、ただ今工事段取り中。
京都市では耐震補強工事が盛んにおこなわれておりますが、周辺である長岡京市や向日市ではまだまだ実績が
少ないようです。
京都府下の多くの市町村で補助金がありますが、基準や制度が少しずつ違うようですので、詳しくは耐震補強
工事の実績が数多くあるデザオ建設までお問い合わせください。