カーテンの見本帳は概ね2年ごとに改訂され、
今年は各社主たるコレクションを改訂される「表年」にあたります。
新コレクションは新しい見本帳でもちろん確認出来るのですが、
できるだけデザイナーさんの想いに触れることのできる新作発表会は、なかなか貴重で、
できるだけ足を運ぶようにしています。
先週の木曜日は、名古屋に本社を置き、
海外と連携して良質な輸入生地を提供されている
フェデポリマーブルさんにお邪魔してきました。
見本帳自体が世界観のある工芸品みたいな見本帳が
お客様にお見せする時にテンションが上がってしまう
FEDE RICCO VOL7。
女性のデザイナーならではの
繊細な商品群が 素敵な空気感を造ってくれるコレクションです。
今回は「布を愉しむ」 という テーマのとおり
無地感覚で使える様々な表情の織り地やさらに少し新しいテイストのシアー
刺繍も自在に取り入れ、有りそうで無かった質感のファブリックがたくさん。
流行色のグリーンのバリエーションが印象的でもありました。
写真の少しよろけたようなストライプ、北欧風の澄んだ色展開と
ぶくっとした柄部分の質感も新しく、色で魅せるすこし個性的な演出にお勧めです。
タッセルも、従来のスタイルを踏襲しながら自由な発想と色展開で
より、使いやすく楽しくなってます。
2,3色使いでも楽しめそうなシンプルなコード状のもの
フェイクレザーならではの高級感をシンプルにまとめた新しい形、
有りそうで無かったシンプルな丸のマグネットタイプ・・・
シンプルばかり言ってますが、
オーソドックスなタッセルを編み込みのコードでカジュアルに仕上げたものも
新しいイメージ。
オーダーカーテンで、タッセルまで拘るのはすこし体力いりますが、
ちょっとした+αが、拘ったカーテンを更に魅力的に魅せてくれるのも事実。。。
見本帳は近日中にデザオにも届けてもらえるはず(WEBカタログのリリースは
8月になるとか)、また カーテンの打ち合わせの際には、
とっておきの隠し玉として、ご提案させて頂くことになる かも^^