連日暑い日が続く中、市内とくらべると確実に5度は低い気温の「避暑地」くらまにて。
ここでこの春から かからせて頂いている案件があります。
鞍馬寺の門前町のたたずまいを残した街並みを貫く街道は、日本海と都をつなぎ、様々な物資が行き交ったとか。
ここで、牛若丸の時代から伝わるという木の芽煮を中心に、
身近にある良質素材の旨さを組み合わせた京つくだ煮を昔ながらの製法で提供される老舗のくらま辻井様の
倉庫兼事務所の工事です。
いまはとにかく「倉庫」として使っておられる建物の ある程度の強さも担保しながら
事務所の機能も持たせつつ、より使いやすい倉庫となるよう、監督の福山はほぼ貼り付き状態で
大工さんと知恵を絞りつつ 現場が進めてくれております。
ここまで古い建物になると、めくってびっくり、立ちを調べてまたびっくりなこともあり、
都度お忙しい社長・専務にお声かけ、確認しつつ 現場は進む・・・
工事とっかかりはこんな感じ、壁をめくると筆書きの文字がびっしりのいつの時代かの書き損じの半紙がつかわれていたり。
隣家との間で見えなかったところは小舞竹の土が落ちてしまっているので
綺麗に取り除いて断熱材を入れなおしたり。基礎の下には湿気と虫よけにコンクリート施工してもらって。
外形が整ったところで 配線などすり合わせ、ここから完成に向けてさらに頑張っていただきます。。。
市内よりは涼しいとはいえ、短い時間滞在するだけでものすごい暑さに
水分が蒸発するような 現場には今、大工さんが三人、屋根工事の職人さんもいらっしゃいましたが、
もはや凶器な暑さにはどうか気を付けて、夏を乗り切っていただきますように・・・
(と涼しい事務所で ブログなど)
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