今年も節分を超えましたね。しかしブログの話題は申し訳なくも。印象にのこる現場が多かった昨年末シリーズの続き、しかも「中」編です。。
三階建て、外壁は総タイル貼りで状態は良く、外部サッシもほとんど触らない工事ながら、お施主様の求めるイメージはかなりはっきりホテルライク、こちらもそれではどこまでできるか、走ったご提案に乗って下さいまして一つのモデルとして完成された現場になりましたのでご紹介を。
玄関入るとこんな感じ。カラーリングは壁にもグレーをご採用頂き、建具はグレーにも相性の良いスタイリッシュな濃茶。枠材は白でできるだけ存在を消してもらいました。
LDKは それまで壁面に向いて作業するI型キッチンを、対面キッチンに。二階へ持って行ったUBのエリアは広いパントリーに。ペニンシュラキッチンからダイニングを経てリビングコーナーと直結するレイアウト。天井はフラットにつながる形になるため、組み合わせるダウンライトを選べるDAIKOのスリットモジュールをご採用頂き天井面を整理、用途でカテゴリー分けしてシーンコントローラを接続してもらいました。調光器具をいくつか導入頂く場合、コントローラのご採用頂くとスイッチ廻りがすっきり収まることと、いつも使う形を記憶させれば、光を調整できる器具のメリットを使い切ることができるため、やはりお勧めかもしれません。スリットモジュールと間接照明で構成したLDKの夜の顔は、明るいところと暗いところのメリハリがドラマチックな印象に。木製建具のハイドアにイメージを合わせ、ウィンドウトリートメントは少し既存建具よりも高めにボックス仕様で取り付けてもらいました。既存住宅の場合、外回りの建具の内法高さが低めなのも一つの懸案事項ですが、見た目の修正には窓回りの処理である程度解決できます。
時間差で選んで頂いた水まわりの雰囲気も、ひねりがありつつ軸足をグレーに置いたスタイリッシュなイメージに。
担当としては、グレード感のあるグレーのグラデーションの中でキッチンはもちろん、ユニットバスなどこだわって選んで頂いた設備がより映えるインテリアをご提供するお題が大変(申し訳なくも)面白くて、さらに、その中でもお施主様の迷いのない決めっぷりの潔さにも感服しつつ。お家全体が統一感のある 完成度の高いホテルライクな形になりました。
Kさま、有難うございました!
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