こどもの日
こどもの日、うちの子供は2人ともGW前半の遊び疲れか、高熱をだして寝込み、
家族サービスのためわざわざ取った5月6日の休暇は、看病に変わりました。
チーム山科の営業スタッフのお子様達は男の子ということで
5月人形のしつらえが大変だったということですが、(5月人形、明日は子供の日)
自分の子供時代家で5月人形を飾ったことはなく、
また子供は二人とも女子なのでこれからも飾ることはないだろうから少しうらやましいです。
日本ではこうしてちょっとした季節の設えや、祭り事を「床の間」にかざり雰囲気を楽しんできました。
床の間は書院造りの建築様式になり生まれた物と歴史の本で読みました。
書院造りの書院というのは書斎のことです。
元々お坊様が明るい窓際で文机をおいてものを書いていたのが、
書院窓と文机がセットで建物にビルトインされ書院となりました。
その横に文房具や書物を置いておく収納が違い棚となりました。
また書院は明るいのでその光を利用して仏様の掛け軸などを飾り
その前に押し板をおいて花や香炉を飾ったのがビルトインされて
床の間となったということです。
形式や様式は時代とともに変化していく物ですが
季節を独特の感性で楽しむという日本の文化はしっかり継承して(できるかな?)
子供達に伝えていきたいとおもいます。
写真は書院造りの代表三井寺光浄院客殿の内部です。左のリンクのホームページより写真を頂戴しました。
奥の建具のところが付け書院その右が床、手前の広間の松の絵のところが押し板(床)です。