ビフォーアフター
今日は立冬。
今夜から寒くなるとの事、皆様方におかれましては何卒ご自愛ください。
さて今日はビフォーアフターの事例を一つご紹介いたします。
築年数は不詳の平屋建ての全改装です。
マンションや背の高い建物に囲まれ、家の中は昼でも薄暗く照明を
つけないと何も出来なかったり、風の通りが悪く常に湿っぽい状態でした。
リビングからキッチンを見たところです。
キッチンの後ろにあるトイレが大変じゃまで、トイレを移動することが一つのプランを
つくるうえでのキーポイントでした。
もちろん床や壁・天井をきれいに張り替え、キッチンも新しくいたしましたが最初の
プランをどのようにするかが最も大事なところでした。
トイレを取り除き掃き出しの大きな窓をつけ、耐震性を高める壁をつくって冷蔵庫を
置けるようにいたしました。
これだけで反射光ではありますが、家の中に光をいれることができ、風が通り抜けそして
おまけにこの扉から台所で出る生ゴミを玄関を通らずに外に運びだすこともできました。
台所から見たリビングです。
隣には和室がありますが、和室からはタンスで、リビングからはソファーでじゃまをして
間仕切りの戸が使えずありましたので、ここは大胆に開けさせていただきました。
常はこの間仕切り戸を開けっ放しにしていただき、和室をリビングの一部としてお使い
いただけるようにいたしました。
撮影の為照明をつけていますが、天井には二つのトップライトを設置し、壁には家具の
上からも光が入るように、高窓を設置いたしました。
これでお昼間でも照明をつけずに生活がすることができるようになりました。
後日談ですが、トップライトからの光が入りすぎるのでロールブラインドで調整をして
おられました。
この例は「こまったから、なんとかして頂戴!」といわれて、なんとかする基本例です。
京都の住宅事情をよくよく知っているデザオのリフォーム。
試してみられませんか?