いつも、取り留めのない内容の板東です。
今日も帰りにアルコールを求め、コンビニへ。
本棚に目をやると、飛び込んできた一冊。
いつも買う雑誌の中に『Casa BRUTUS』があります。
新刊が出たんだな、と表紙を見ると「メイド・イン京都カタログ」とあるではないですか。
思わず、手に取り一本の缶ビールとともにレジへ。
早速、家に着くや否や喉を潤しながら1ページ1ページめくります。
今月は、京都が生んだ日用品について特集が組まれていました。
「有次の包丁」や「開花堂の茶筒」といった名品だけでなく、少し手を伸ばせば普段使いできそうな品々まで。
こんなところにこんなお店がというのが多くあり、毎日京都を駆け巡っているのに知らないモノやコトばかりで衝撃でした。
普段当たり前のように過ごしている街にこんな魅力や刺激、ワクワクがあったんだと改めて感じています。
住まいにおいても、同じようなところがあるのではないでしょうか。
昔から当たり前のように使っている、建具や照明器具に家具。
思い出のたくさん詰まったモノ。
今には無いデザイン。
気づかないだけで、魅力的なモノが今の住まいにもたくさんありませんか?
全てを新しくする事が良いとは思いません。
使えるモノ、二度と手に入らないモノを残す可能性を探しませんか。
そんなコトを一冊の雑誌と一本の缶ビールを手にし、ほろ酔い感とともに感じています。
同じ本の中で、櫻井翔さんが探索していた尾道のリノベーション特集の記事も興味深い内容でした。
どこかでこの表紙を見かけられましたら、ぜひ手に取ってみてください。