温故知新
京都も梅雨入りしていますが、空梅雨?と思うぐらい雨があまり
降りませんね。
その分まとめて降られると、これもこまります。
お陰で休日が晴れることが多く、天気に誘われあっちこっちに
行くことができます。
そんな休日、家内より大文字山に登ろうと珍しい提案がありました。
どうもこの頃体力が落ちているようで、どんなけ落ちているかの見極めの
意味も含んでいたようです。
そんな心配もいざ登ってみれば、約20分で大文字の「大」の字の真ん中。
結構いけるやん。と夫婦の会話。
この日は前日の雨の後で空気もすんでいて、遠くの方まで見渡す事ができました。
左京区、北区、右京区が一望です。
私はこの大文字を登りこの眺望を見るときにいつも思い出すのが、お客様の大学教授が
長岡京の発掘をしておられ、長岡京を造られる時に鬼門よけとしてこの大文字を
位置づけていたというお話。
そして長岡京と大文字を結ぶ直線上に「日本電産」が本社を創られたとお聞きいたしました。
今を疾くめく最先端の企業が、この方位をたよりにされたいうことがいかにも京都らしいと
思いませんか?
このごろ家相よりも風水を気にされる人が多くなっているのも、これも時代の流れでしょうか。
「温故知新」大事にして参りたいと思います。
・・おまけ・・
とある休日、梅小路公園をうろうろしていましたら京都水族館のプールからイルカが飛び出し
ました。
そのチャンスをパチリ。
今度はイルカとクラゲを見にいこ~っと。